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中国女性の平均寿命、2010年時点で77.4歳に
2015年 9月 23日9:39 / 提供:中国国際放送局
 中国国務院新聞弁公室が22日に発表した「男女平等と女性の発展」白書によりますと、2010年の中国の女性の平均寿命は77.4歳となりました。これは2000年と比べて4.1歳上がったということです。

 白書は、中国では都市部と農村部をカバーした医療サービスシステムが構築されており、医療保険の対象者も拡大し、女性や子どもの健康を守るための法整備も進められているとしています。これにより、女性の健康状態は明らかに改善されているということです。

 さらに白書によりますと、中国では妊産婦の死亡率も大幅に下がっています。10万人当たりの死亡者数は1990年の88.8人から2014年は21.7人にまで減りました。これは、2015年までに1990年の死亡率から75%削減するという国連ミレニアム開発目標を前倒で達成しています。また、妊産婦の死亡率に関しては、都市部と農村部の格差および地域格差も縮んでいます。都市部と農村部の差は2000年の2.4倍から2014年の1.08倍に、西部と東部の差は5.4倍から2.6倍になったということです。

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